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2019/03/31 新興国ソーシャルベンチャー共創プログラム
インタビュー

名前:中野裕子

所属:人材会社IT商品企画 兼 女性活躍推進プロジェクト運営

趣味:アートとサイエンス。読書、仕事、飲み、自由。

好きな言葉: 「 我々の直面する重要な問題は、それをつくりだした時と同じ意識レベルによって解決することはできない」(アルベルト・アインシュタイン)

年代:40代前半

家族構成:夫、子供

経歴

 海外旅が好きで、アフリカに子連れで出かけたり、ヨーロッパ・USA・アジアなどを旅してきました。就職をしてからは、人材業界・Webの企画と編集・デジタルマーケティングをメインキャリアに仕事をしています。日本企業にダイバーシティがふきあれた頃に出産・育休・復職するも、世の中に働き方改革が始まる前の時代で、ビジネススキルも母親としてのスキルも未熟だった30代は、上昇志向の職場環境の中でいかに成果を出し、かつ、育児と両立するかに悶絶していました。分刻みのスケジュールで、今後のキャリアを考える時間もなく、成果を出すためにがむしゃらに積み重ねてきたことから成長を感じられるようになりました。その経験から現在は「女性×キャリア」をライフテーマに公私共に活動しています。


参加した理由

チーム内での濃いディスカッション。

 子供が少し大きくなって自分の時間ができ、将来的にビジネスの現実味を感じられるアジアを見て回りたい、観光ではなくビジネスでいける方法はないか、と思い始めた矢先にプログラムの存在を知り、ほぼ即決で参加することを決めました。

主な理由としては、3つあります。

①元々グローバルにビジネスにかかわりたいと思っていたが、自社が国内事業メインのため機会が限定的で悩ましかった。

②会社を辞めずに3カ月間、自分のチカラを試せるのが良かった。

③起業を考えてきたが、目的が経済的利益では頑張れないと気付いていたことと、自社でCSRテーマに携わっているが何度も心折れそうな経験があり、社会起業家の思考や指標の置き方に興味を持っていたこと。


参加中に印象的だったこと

Instellar事務所でディスカッション中。

 渡航2回目にInstellarと1日半カンズメでディスカッションとアウトプットをした時間です。本当に共に作っている…と感じられる体験でした。2回目の渡航前にInstellarメンバーがクリスマス休暇に入ってしまったハプニングにもめげずに粘って交渉をしたり、参考になるデータを提示することでInstellarメンバーの温度感を上げられたり、的確かつ実用的な提案がそのまま採用されたり、レベルの高い基準の議論を延々と議論したりと、それぞれのメンバーがそれぞれのアウトプットを出すことができたと感じています。渡航2回目のミーティングに参加した全員で「データや案を一緒に見る」「考える」「どうすれば尚よいか、意見を出し合う」「収束させる」「わからないときは素直に聞く」をやり遂げられたのは、奇跡的でした。日本でもあんなに濃い時間はそうそう持てないです。

 きちんとInstellarに使ってもらえる土台は作れたので、それによってInstallerと彼らのプログラムが発展してくれることを信じています。


プログラムで得られたもの・変化

渡航中に誕生日を迎え、ホテルからのサプライズ!

 このプログラム中に、ふっきれたと感じています。「やりたいから、やる」「それがすべてで、理由もいい訳もいらない」そんな風に思うようになりました。いろんなことに対し、自分の考えを述べることに躊躇がなくなりました。そう思って活動していくことで自分自身に対して自信も生まれ、言葉にできなくても、英語でうまく伝えられなくても、状況が不確実でも、目的とみんなの知恵があればできると信じられるようになりました。

 また、まっすぐに思ったことを質問しあえる仲間の存在というものが大きいと感じました。会社だと同じ考え方の人が多いので、全く異なるバックグランドの参加者の視点やソーシャルな取組みの根っこにあるものなどがとても学びになりました。

 今後のキャリアに関しても、まだ咀嚼中ではありますが、上記が明確になったことで方向性は明確になったと感じています。

 個人的に、Instellarの創設者・代表はお手本にしたいリーダーで、私のある側面でのロールモデルにしたい人だと感じました。彼に出会えて良かったです。私もトラストホルダーでありたいと思います。