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2019/03/31
Category Two JP

名前:羽生田奈々

現地共創社会起業家:Instellar

チーム名:Beyond

所属:自動車部品メーカー →フリーランス

趣味:海外一人旅、食べること

年代:30代前半

経歴

 大学は農業を専攻し、ドイツ留学やヨーロッパ・東南アジアバックパックひとり旅を経験しました。卒業後は、新卒で日系自動車部品メーカーに入社し、その後、数社の外資系自動車部品メーカーに勤務しました。その間に、好きなところで仕事がしたいと思い、ミャンマーで約1年間日本語教師として勤めました。C0-Pro活動中に在職していた企業に勤め続けることに疑問を覚え、もっと自分を活かせる仕事をしたいと思い退職。現在はフリーランスとして活動を始めたばかりです。

参加した理由

Instellarのプログラムを受講した起業家へのインタビュー。

 高校生の時から環境問題や国際問題に興味があり、ずっと携わりたいと考えていたけれど、なかなか直接的に貢献することができずにいました。職務経歴や能力を考えてもいきなりキャリアチェンジをすることも難しいと思い、ただの労働力を提供するボランティアなどではなく自分のチカラを試せる何かをやってみたいと考えていました。そんなときにインドネシアに渡航してできるプログラムがあることを知り、どんなプログラムなのか軽い気持ちでコモンルームに参加しました。そこで、共創するインドネシアの団体がゴミ問題を取り扱っていることを知り、興味を持ちました。また、Co-Proは共創団体のプロジェクトに本格的に参画でき、3ヶ月とちょうどいい期間も魅力的でした。このプログラムで何か自分のキャリアの方向性をつかめることができたらと思って参加を決めました。

参加中に印象的だったこと

Instellarとのディスカッション。

 印象的だったことがありすぎて選べません!ミーティング、インドネシア渡航、起業家インタビュー、みんなとのご飯、すべてが印象的で、すべてが私には貴重な時間で印象的でした。私は特に自分のチームメンバーと活動をする時が好きで、何時間でも議論ができました。プロジェクトのはじめは、共創団体のInstellarの事業内容を理解するところから始まり、「彼らに自分達は何ができるんだろう?」となかなか前に進めないことがあったのですが、チームメンバーそれぞれが持っている自分の得意分野やキャラクターを活かして補いながらプロジェクトを進められたのが一番良かったなと感じています。そうやって全力でぶつかって議論した内容だったため、Instellarにも同じようにぶつかって話し合いをすることができました。Instellarのチームメンバーもすごく素敵な人ばかりで、協力的で会いに行くのもとても楽しみでした。仕事ではできないほど(爆)完全燃焼できたプログラムでした。

プログラムで得られたもの・変化

チームメンバーとの楽しい夕食。

 会社の外で会社の人ではない人と仕事することがすごく新鮮で、また、同じものに興味を持った仲間が集まったため、すぐに仲良くなれました。そんな仲間たちは自分のことを認めてくれて、そのおかげで素の自分でいられたので、自分の長所に気付くことができたし、それを自然とプロジェクトで活用することができていたことがすごく嬉しく、楽しかったです。こうやって自分を受け入れてくれる人がいることに気付くことができ、また、能力や個性が違う人がたくさんいて、そういう相手のことも受け入れて認め合うことの素晴らしさを知ることができました。そのため、その時に勤務していた会社では自分を殺して仕事をしていて、自分に全く合っていないことを再認識することができました。そして、合わない仕事を頑張る必要はないんだと諦める自分を認めることもできました。今では自分のことを理解して、必要としてくれる人たちのために仕事をしたいと思い、新しいことにチャレンジを始めています。

 こうやって前に進むことができるようになったのは、これは何があってもありのままの自分を受け入れてくれた仲間と事務局の皆さんのおかげです!とても感謝しています。